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陰手刈り職人
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1.陰手刈り職人とは
築地松を剪定する職人を「陰手刈り職人」と呼びます。彼らは、高さ12~13mの築地松に梯子を立て掛け、長い柄の鎌を振り下ろしながら、剪定してゆきます。その仕上がりは、築地松の内側が透かし模様のように微かに見え、左右上部が僅かに反りあがって美しいです。それは、まるで広大な出雲平野に描かれた芸術作品のようです。
2.陰手刈り職人座談会
築地松景観保全対策推進協議会では、陰手刈り職人さんから作業を行う上での問題点や要望等の情報交換を行う場として、また、陰手刈り職人さんのネットワーク化や情報を提供することを目的とし、陰手刈り職人座談会を開催しています。今後の最大の課題は、後継者の育成です。
<今までの成果>
・陰手刈り職人名簿の公開
どこにどのような職人さんがおられて、いつ剪定してもらえるかという情報を載せた陰手刈り職人名簿をついじまつCOMMNICATIONにおいて公開しました(年度更新)。これにより、築地松を持っておられる家々から多くの問い合わせがあり、みなさんが築地松の剪定をするのに誰に頼んでよいか分からなかった実体が顕著に現れました。しかし、要請されても職人さんの方が忙しくて、あるいは天候に左右されるため対応が出来ない場合もあるという現状もあるようですが、築地松の保全のために今後も名簿を公開していきます。
3.陰手刈り作業保存ビデオ
陰手刈りの技術は、職人さんによって様々なやり方があるということです。このビデオは、後継者不足の問題もあり、現在の職人さんの技術を後世に伝え残すために3人の職人さんの陰手刈りの作業風景を記録したものです。また、作業のノウハウだけでなく、職人さんの築地松に対する思いや後継者へのメッセージも盛り込んだ内容となっています。